買ってよかったものたち。
思いついたものを追記していくよ。
①Karita ナイスカットG (コーヒーグラインダー)
ナイスカットG (アイボリー) | コーヒー機器総合メーカーカリタ【Kalita】
2万ちょっと。
これより低スペックのミルは持つ意味があんまりない。(それなら店で挽いてもらえばいい) 使用感は知っていたけど、やはり挽きたてで飲めるのはいい。
逆により高スペックのもの、例えばよく比較される富士ローヤル みるっこは場所を取るのと、静電気で粉まみれになる、高い(五万〜) ということでこちらに。
②スーパーライデン(爆音目覚まし時計)
4000円ちょっと。アラームが聞こえない、無意識に止めている…そんな長年の寝坊の恐怖とはおさらば。
デジタル音じゃなく、実際にベルを叩くので、頭に響いて飛び起きることができます。
5年くらい使ってるけど、壊れそうにない。
③ウタマロクリーナー
ガスレンジ周りから壁・床・テーブルまでなんでも綺麗に。ポイントは二度拭き要らず。いい匂い。
④フットメジ (足用石けん)
足の裏、洗ってつるつる足用石けん│トップ|Foot-Medi(フットメジ) |グラフィコ
800円。高い。
でもこれでないと臭いが取れない…………
黒いのを使ってます。
⑤ペンフィット(歯ブラシ)
これで歯医者さんの指導通りに磨けばツルピカ。
⑥スクーンカップ(生理用品)
試しに買ってみたらめちゃくちゃ良かった。
痒くない、匂わない、出てる感じがしない、漏れない。ピークday以外は半日入れっぱなしでOK。お風呂もそのまま。
なんと画期的…ただし初期投資5000円也。
⑦キッチン ハンドジェルソープ
キッチン ハンドジェルソープ | ハンドシリーズ | ビオレu | 花王株式会社
台所に。
肉の脂とか魚臭がスッキリ落ちる。無香料なので料理中に気にならない。
⑧ラッシュ パワーマスクパワーマスク | フェイス&ボディマスク | ラッシュ公式サイト Lush Fresh Handmade Cosmetics
夏場は毎日洗顔料の代わりにしている。5年くらい使っているうちにジワジワと値上げされている気がするが、もはやパワーマスクなしでは生きられない体(顔?)に…。すべすべ、さっぱりするのにしっとり。肌荒れがひどいとしみるけど。使用期限が割と短いので、ちゃっちゃと消費する必要あり。
安浦
横須賀の旧色街・安浦
県立大学駅(旧京急安浦)から海岸に向かってあるく。国道16号線を渡った向こうが、それである。こちら柏木田遊郭とは違って私娼街だったらしい。
ひっそりとした住宅街のなかに、それらしい建物がちらほら
きれいな区画に、中低層の建物が並んでいるだけで、独特の雰囲気はそこまでありません。気に留めなければただの住宅街といったところ。
私娼街と言いながら、整理された区画に、路地も比較的ゆったりとしているのは、埋立地だからだろうか。横須賀の一帯はもともと、ほとんど崖っぷちで、海岸ちかくの低地は埋立られたものである。
安浦が埋め立てられる前の海岸線
「公郷」の地名が読み取れる。(関東迅速測図)
埋立後
埋立事業を手掛けた安田不動産の「安」と、港の意である「浦」から「安浦」の地名が生まれる。国道16号線より丘側のうねうねとした道が、かつての海岸線か。
平成4年完成「よこすか海辺ニュータウン」
マンションにショッピングモール、大学キャンパスと大型施設が立ち並ぶ。
こうしてみると境界が一目瞭然。
暗渠編
カフェー街の中で、水路が顔を出しているのを見つけた。
(水は流れていない)フェンスの向こうで、物置になっている。
ストリートビューより。
こちら側は、暗渠になっている模様。
国道16号線までは、コンクリートで後から埋めたような跡があった。
さらに山側に遡ってみる。
信号機うしろの、低層の建物。これだけ見ると特に何も気づかないが…
同じ奥行きの低層の建物がずーっと続き…
怪しくなってくる。
水路キタ\( 'ω')/
水路用地のため立入禁止…!
覗き込んではみたが水は流れておらず、この先はかなり幅が狭くなっている様子。
反対側からは見ることができず、この地点が遡行の限界。
航空写真で見ると、
ここだけ明らかに間口が狭いのが並んでいるね!
おそらくここを埋め立てたときに整備した排水路なのだろうが、
経緯はよくわからず、いつ頃から上に建物を乗せたのかも分からずw
現在も雨天時は水を流すのだろうか…
大船の暗渠
さて、やっと散歩が捗る季節がやってまいりました。寒いのは嫌だー。
今日は大船。
以前、引き込み線跡について記事にしました。
今日はこのときに目をつけた大船暗渠です。
駅前商店街
成り立ちはよく知らないが、安い食料品やら日用品やらの商店や、すこし外れるとスナックまがいの飲食店街に。
大船駅開業は1888年で翌年に横須賀線開通だから、早い時期の部類に入るだろう。
とはいえ今昔マップを観る限り、戦前はそこまで栄えていなかったように見えるので、だとしたら駅前商店街は戦後闇市マーケットがルーツなんだろうか。住宅地図を見れたら追記しましょう。
大船市場の前から暗渠が、との情報を得て、とりあえずそちらに向かう。
蓋系暗渠
コンクリート暗渠だねえ。突然はじまった。
続く続く。右には銭湯。
だんだん柄が変わるw
脇道も水路風・・・
蓋だ〜
梅田橋で梅田川に合流。
開渠から覗き込んだら他方向からも合流しており、そちらはあまり暗渠を感じさせるものはなく、よくわからなかったのだが、こちらに言及あり。
http://a6925345.html.xdomain.jp/1/13/156/156490.html
こちらも詳細不明だが、梅田橋の先の道も暗渠風
最後は線路にぶつかって行き止まり。
大船の暗渠ネットワークは「読めない」
平坦な住宅街なのだが、道のほぼ全てにそれっぽい蓋があり、きちんと流れていたり流れていなかったりする。
暗渠サイン 車止め
線路の向こうに小さなはしご開渠が!
日が暮れてきたので、写真はここまで…。
結局、大船の暗渠はどこからが川で、どこまで雨天時のみ水を流す側溝なのか、よくわからない…開発の経緯も地形も東京とは違うのだなあ…
河川まとめ
本流:柏尾川
支流①小袋谷川
(→支流 梅田川とその支流)
支流②台川
支流③倉久保川
支流④山崎川
ということのよう
(下記ウェブサイトからの情報なのでそれ以上の参考資料には当たっておりません)
いちおうまとめたよ マイマップ
参考 鎌倉雑記録
赤坂と暗渠
赤坂方面に行く機会があったので、せっかくなので時層地図をしげしげと・・・
赤坂のあたりは、古くから区画がほとんど変わっていない。
ここにだけ水路があるけど、なんだろう?
今は、鹿島建設のビルと別館の間の小道にあたります。
突然の暗渠感。
すごくすごく暗渠でした。車止め!赤坂にもこんなところが残っているんだなあ。
よく見たら高山さんがまとめていらっしゃいました。
赤坂新町下水というのか。名前まであるなんて。すごい。
…なんだかどこまでいっても先人たちが調べ尽くしている、東京…w
もうひとつ。
赤坂見附のあたり、外堀通りの一本裏のところが、変な道だなあと思っていて。
幅は狭いのにきちんと道があって、でも完全にビルが背をむけてしまっている、裏道。
ある日、地図をじろじろみていたら、この水路、この道だ…!と。
こんな風に道に刻みこまれた歴史が引き継がれていくの、すごいなあ。
何の水路なのだろうな〜ともぞもぞしていたら本田さんから完璧なお答えを頂いてしまいました(照)
@sakuraman__ 右側の池みたいなのが江戸初期、玉川上水が開通するまで上水利用していた赤坂溜池。その左の道路のところの水色の点線が玉川上水の埋樋、そしてその左の水路は赤坂大下水で、四谷の鮫河谷の鮫川から赤坂御所を経て愛宕で桜川となる川です。
— HONDA,So (@hondaso) 2016年12月2日
今度は赤坂大下水。
川の名を知るのはとてもたのしい。
まとめました。
そして、新町下水暗渠の先、ホテルインソムニア一階のウニール。すき。
カフェラテがおいしいです。珈琲も美味しいんだけど、フレンチプレスあんまり好きじゃないんだ。オイリーなのになんか薄くて、でも酸っぱい、みたいな。
ホテルのフロント?にあった、東京の空間人類学。びびっときたので衝動買いしました。
結構古い本なんですけどね、1年間地図を睨みながら脳内でこねくり回していたことをわかりやすく整理整頓してくれる感じでとてもたのしいです。都市を読むには歩きまくれ!っていうところもすきです
— シン・みじんこ (@sakuraman__) 2016年12月29日
東京の空間人類学 (ちくま学芸文庫) https://t.co/LW8jclqrhC
まだ途中なので機会があったらレビューします。
名古屋・中村遊郭跡
「なんにもない」
「つまらない」
「わざわざ行くところじゃない」
行ったこともないのに、そんな声ばかりが聞こえてくるまち、名古屋。
歴史もあって、三大都市圏の一つなのに、皆から一蹴される名古屋に行ってみたくなり、初訪問。
結果としては、たしかに観光地としてはつまらなかったのですが
遊郭跡と、はじめてのひつまぶしと、良い酒と、川獺を堪能し、
名古屋を実感できてよかった。
中村遊郭跡
界隈では有名なんですね、
城や繁華街のある東側ではなく、名古屋駅の西側に、かつて遊郭がありました。最寄り駅はこちら。
明らかに区画がソレですよね、かわいい。
昔の航空写真をみると、中庭のついた妓楼が主流で、沢山あったのがよくわかる。
もちろん 解体されてしまったものも多いのですが、まだまだ沢山あって、郭の内部が覗けないようにしたという斜めの道も、 「大門」の地名もそのまま。
大門横丁…息してなかった。
遊廓の存在は、当事者にとっては後ろめたい過去である事が多く、公の地名からは抹消されていくことが多いのですが、ここは隠さずに、住宅街に馴染んでいくというナチュラル志向。(?)
なので、民家とソープランドと大型スーパーと妓楼建築のデイサービスセンターが当たり前のように隣り合わせになっていて、普通に住宅街みたいな雰囲気です。
おおおおお
たばこやさん。
カフェー風。道路が近すぎてカメラに入らない…
かわいい。蔵付き。
リフォームして蕎麦屋に。
これも立派。何かに使ってほしいなあ…
転業旅館かな〜?と思って近づいたらデイサービスセンターだったときの衝撃
すごい
これが好き。表だけ塗り直した現役のソープランド。向かいスーパーだけどお客さん気まずくない?大丈夫?
かろうじて健在の飲屋街。
意味深な壁。
当たり前ですが、 写真だとまったく迫力が伝わらない。
長寿庵が解体された後だと聞いていましたが、見所はまだまだ。観るなら今のうち!
中村遊郭・長寿庵 (愛知県名古屋市) - 新日本DEEP案内
名古屋駅周辺や、大須観音、栄のほうもぶらぶらしましたが、そちらはまたそのうち…
良い酒場は貴重…
豊橋のカワウソきゃわいい。おちびちゃん大騒ぎ。
おわり
街歩きツール
年末。寒いですね。
2016年お世話になったアレコレをご紹介。
あいひょん一台のなかに、いろんな地図を詰め込んで、しかも即座に現在地がわかるって、もう本当にすごい時代。空間把握能力がなくても街歩きが楽しいってすごいです。すごい。文明ありがとう。
スーパー地形
言わずと知れた、カシミール3DのiPhone&iPad版アプリ。3日間の試用期間後、¥960で購入できます。英世一枚で、全国のスーパー地形データが見放題。ワンタッチで年代別航空写真、古地図切替。もちろんGPS対応、トラック追跡や断面図作成もサクサク。迷ってる暇があったら今夜のビールを我慢して買いましょう。
東京時層地図
ワンタッチで、古地図を時代ごとに切り替えられるアプリ。¥1900。スーパー地形で見られる今昔マップよりも綺麗な古地図が使えるため、細かいところの変化を見るのに便利。地名で検索する機能がないのが玉に瑕。GPS表示しながら散歩するのがとても楽しいアプリ。
持っていませんが横浜版もあります。
河川&暗渠ルートマップ
東京の、水系ごとにプロットされた暗渠ネットワーク地図。検索してたら見つけたので使わせてもらっていますが、まとめたのはどなたなんでしょう?ありがとうございます…
Google Maps
デフォルトはやっぱりGooglemaps。わたくし元々方向音痴かつ地図が読めませんので、ぐーぐる先生とGPSなしには話になりません。
書籍も紹介しちゃう〜
東京「暗渠」散歩
アンキョの本。水系ごとにまとまって紹介されているので、教科書的に使っています。
暗渠マニアック!
マニアによるマニアのための暗渠の本。オタク魂全開です。図書館でふと手に取りました、暗渠の世界こんにちは。ごめんなさいまだ買ってません。
江戸東京地形の謎
ピンポイントですが、もっと古い地図(江戸時代とか)を参照したい時に。解説も充実。
ヤミ市跡を歩く
戦後の盛り場といえば闇市。詳細地図ベースで、ピンポイントでどこがビルになり、どこに残っているとかがリアルに分かる。すごい。
その他コンテンツ
今昔マップ
やっぱりこれ。関東+地方都市 年代別切替・比較地図のサイト。(スーパー地形アプリ連携)
歴史的農業環境閲覧システム
関東地方 明治初期〜中期の地図が見られます。(スーパー地形アプリ連携)
東京DEEP案内
煽っていくスタイルの裏観光案内所。初めての場所に行くときにはチェックしてます。ヤバイ場所も多いが、こういうアーカイブは有難い。
写真撮っけど、さすけねがい?
三日画師さんのブログ。こちらもアーカイブとして。記録が豊富だし面白いのです。ありがとうございます。
思い出したら追記します。
大船工場引込線跡・・・と暗渠
JR大船駅。
東海道線にしては地味な駅というか、数年間使っていたわりにあまり印象がない…
ざっくり言うなら藤沢と戸塚の間、柏尾川が刻んだ低地。
深沢方面は工業地帯になっていて、電機メーカーを始め工場がいくつか。なんとなく辻堂と似た香り。
そんな大船にはかつて、JRの車両工場があった。工場はもう更地になっていて、行政ががんばってまちづくり構想を練っている一方で、そこに至る引込線は殆ど残っている。
どこから辿れるのかな〜と、線路沿いからフラフラしていたら、あった。
踏切だったのかな。
あ、暗渠。
こっちも暗渠。
この塀も暗渠…?
暗渠アンテナが反応しまくっている・・・
あ、線路にぶつかった。と思えば、向こう側にちらりと、開渠がある。やっぱり。
確かに、川の氾濫原であって、戦後に開発されたような場所であれば、そこらに農業用水路に由来する水路があってもおかしくない。
廃線跡を見に来たんだった。ということで、水のネットワークは改めて調べに行くことにしよう。
これ、かわいい。指差確認の看板を見るに、線路が現役だったころから横断できるようになっていたんですね。
基本的に、フェンスに区切られていて入ることはできません。放置されていてもじゃもじゃ。
あ、向こう側に開渠が。ここも暗渠なのか。
線路の下にも水路がありました
無用の長物となって佇んでいる支柱
この▼を整地するのすら面倒くさかったのだろうか・・・かわいいから良いけど・・・
終着点はコチラ。広大な空き地。これから何が出来るのだろうか・・・